新大阪駅まで車で人を送りたいという人は多いと思いますが、そんな人におすすめしたいのがJR新大阪駅の3階広場にある降車場です。
JRの新幹線の改札も、在来線の改札も、さらには大阪メトロ(地下鉄)新大阪駅の改札もほど近いので、人を送るには最適の場所になっています。
というわけで今回は、新大阪まで車で人を送る時に便利な3階広場の降車場についてご紹介します。
3階広場の降車場について
基本的には人を降ろす場所になるのですが、初めての人には注意した方が良いポイントもあるので、まずは降車場について解説します。
駐車場ではないので駐車は不可!
「降車場」という言葉の通り、この場所は「車から降りられる場所」です。
なので、人を降ろすために一時停車することは許可されてますが、人を乗せるために待機、到着するまで待機するといったような形で停車することは禁止されています。
あくまで「降車(するだけの)場」が前提です。
こう言うと、「不正をして車を止めている人はいないの?」という疑問が出る人もいるはずですが、「いないことはない」とその場所を見た限りは思います。
ただ、運転席を出て車に誰もいない状態で駐車してる人は見かけたことがありませんし、長時間(1時間も2時間も)止めてる車も見かけません。(正確に測ったわけじゃありませんが)
2022年8月現在、車内に乗った状態であきらかに停車させている車を多数見かけるようになりました。
人を送るというよりは、迎えのために待っている車かなと思われます。
降車場に一時停車出来るスペースは限られているので、不正に駐車してしまうと、本来の使い方から外れてしまうので、控えるのが賢明です。
プラス警備員が周辺に立っていることもあります。
お迎えなどの場合は、新大阪駅前にある「新大阪駅自家用車整理場」という駐車場が、駐車してから20分は無料なのでおすすめですよ!
タクシーが多いので注意
降車場は一般車だけが通行しているわけじゃありません。
タクシーを利用して新大阪に向かっている人たちも、この降車場で降りることがほとんどのため、タクシーがかなりの頻度で到着します。
そのため、降車場にはレーンが4レーンあります。(詳しくは後述)
むしろタクシーの運転手さんはこの辺りの事情に詳しい人の方が多いでしょうから、朝飯前でレーン取りをしてくることもしばしば。
一般車のほかタクシーもたくさん行き交うので、注意して運転が必要です。
JR新大阪駅の改札は降車場からすぐ!
降車場を降りて駅の構内に入ると、JRの新幹線の改札(中央改札)も、在来線の改札(東改札)も、さらには大阪メトロ(地下鉄)の改札までもすぐの場所になっています。
そういうわけで、人を新大阪まで車で送る際におすすめなのが、3階広場の降車場になるわけですね。
3階広場の「降車場」への行き方
降車場がどんなものか分かったところで、実際にそこへの行き方についてご紹介します。
この場所に行くには、新御堂筋という道路を経由して行くことができます。
新御堂筋と言えば大阪の人なら大体分かりますが、高速みたいな高架の道路ですが一般道のことです。
大阪の中心地から千里中央・箕面(みのお)方面まで伸びており、かなりの交通量がある道路です。
千里中央方面から向かう場合と大阪方面から向かう場合とでは、進行方向が逆になるので、それぞれの方面からの行き方をご紹介したいと思います。
ナビを入れてこの場所が案内されれば問題ありませんが、知識あれば憂いなしということでちゃんと行き方は覚えておくと安心です。
大阪方面からのアクセス
大阪方面(大阪駅方面)からは北に進めば新大阪駅へと向かうことができます。
▼Google Mapでルートを見るとこのようになります。
言葉で説明すると、大阪方面から新御堂を北上し、新御堂の一番右車線を走行していれば、3階広場へと行くことが出来ます。
写真で見るとこうです。
▼大阪方面から新御堂を北上しています。
▼北上していると「新大阪駅」という標識が見えてきます。
▼赤い枠で囲ったのが標識です。
▼標識を拡大しました。
新大阪駅の3階広場に向かう場合は、1番右側の車線を選んでおくと便利です。
このまま一番右の車線を登っていけば、降車場に着くことが出来ます。
千里中央方面からのアクセス
千里中央方面からは、新御堂を南下すれば新大阪駅へと行くことが出来ます。
▼Google Mapで見るとこの通り。
千里中央方面から新御堂を南下し、一番左の車線を走行していけば、3階広場へとたどり着くルートになります。
写真で見るとこうなります。(ちょっと分かりにくいですが)
▼分岐を左に進みます。
左車線を選ばないと三階広場には行けないので注意です。
▼真っ直ぐ進みます。
ここを真っ直ぐ進み高架をくぐった先に、左折して3階広場へと進む道がひらけてきます。
▼ここで大阪方面から来た車と合流します。
大阪方面から、千里中央方面から、とどちらから来たとしても、降車場の手前で合流することになります。
降車場のレーンについて
冒頭にも述べた通り、降車場はタクシーも乗り入れて来ます。
さらにここには、タクシー専用のレーンがあったり通過専用レーンがあったりするので、間違えないようにしましょう。
選ぶルートは下記を参考にして下さい。
一般車の降車は一般車降車場のレーンを選ぶこと!
大阪方面、千里中央方面、どちらから来たとしても、降車場の手前で合流します。
▼このように。
合流した後が4レーンになります。
▼それぞれのレーンを画像で解説するとこのようになります。
①の1番左のレーンはタクシー専用の降車レーンです。
②の左から2つ目のレーンは、手前側はタクシー専用の降車場、途中から一般車用の降車場となります。
なので、ここに車を停めて人を降ろすことになります。
③のレーンは、一般車用の降車場へ向かう時に走るルートです。②を超えて左に寄せれば降車場へ、まっすぐ走ればそのまま通過できます。
④の1番右のレーンは、降車場に寄らず通過したい車用のレーンとなっています。
▼同じように書かれた標識も立っています。
基本的に間違うことはないと思いますが、知っておくと焦らずに位置どり出来ると思うので、参考にしてください。
人を送る時には降車場がおすすめ!|まとめ
新大阪駅まで車で人を送りたい時におすすめの3階広場の降車場についてご紹介しました。
簡単にまとめると、
- 降車場の利用は送迎ではなく送る時のみの利用で!(駐車できないから)
- 車から降りて人を送りたい時やお迎えしたい時は、新大阪駅自家用車整理場を利用するのが良い。
- 降車場のレーンは間違えない(一般車の降車場のレーンを進む)
となります。
降車場を知っているか知っていないかでは、人を送る時に大きく時間が変わってくるので、知っておいて損はないと思いますよ。
ぜひ参考にしてください!
おまけ|千里中央方面から来た時の豆知識
ここまで読んで頂いた方に、1つ豆知識を残しておきます。
と言っても、推奨するわけではなく、あくまで「このように待機して待っている人がいる」と言う状況を解説しているだけのものとなります。
降車場は基本的に車を待機させておくことが出来ません。(停車させている車が増えてきていますが…)
とは言え、人をお迎えしようと車で新大阪駅に向かった場合、駅を降りて来た人と、車で迎えに行った人のタイミングがバッチリ合えば降車場で人を迎えることも出来なくはないですよね。
サッと一時停車して人を降ろすのではなく乗せるという。(乗車場ではないのでホントはNG)
でもタイミングを合わせるのは難しいものですよね。
そんな時に、実は降車場の前のところで停車して待機している車が多数あります。
▼こちら
▼高架下もずっと車の列は続いてます。
ざっと数えても、10台以上が列をなしていました。
どうしてここに車を待機させているかというと、「新大阪駅まで迎えに来たけど、降車場では車を駐車させておくことが出来ないからここで待機して、新大阪駅に到着した人のタイミングに合わせて降車場に移動して人を乗せるため」に待機しているわけです。
ちょうどこの道路は2車線あるので、それが可能になっているようです。
もちろんこの道が待機して車を止めておいて良い場所ではありませんので、知識としてとどめておくようにお願いします。
以上、新大阪駅の3階広場にある降車場についてのご紹介でした。
ぜひ参考にして頂ければ幸いです。
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