新大阪駅の改札の中に入り、ホームまで行って、お見送りやお出迎えをしたいという人は多いと思います。
そのように、電車に乗るわけじゃなく駅の改札内に入場したいだけという場合でも、入場券が必要になります。
新大阪駅の入場券は1枚120円(子供60円)。
ここでは、新大阪駅での入場券の買い方やそのルールについてご紹介します。
また、改札内に入場するために買った入場券が、120円分のお買い物券になったらラッキーですよね。
どこでも使える券ではありませんし条件も多少ありますが、新大阪駅では入場券として払った料金である120円分のお買物券をゲットする方法がありますので、あわせてご紹介したいと思います。
新幹線改札内だけじゃなく、在来線の改札内にも飲食店やお土産ブースなど、楽しめるところはたくさんあるので、ぜひうまくご活用ください。
目次
新大阪駅の入場券の買い方
入場券は、駅改札周辺にある券売機で買うことが可能です。
特に入場券の売場や券売機が設けられているわけじゃありません。
券売機には「入場券」というボタンがあるので、それを押すだけです。
新幹線の券売機で買ってみました
今回は新幹線改札の隣にある券売機で入場券を購入してみました。
▼券売機の画面に「入場券」のボタンが表示されているので、それを押します。
▼人数を選びます。
▼お金を入れるだけです。
今回は2枚分購入しているので240円でした。
入場券の買い方はこれだけです。普段の切符を買うのとほぼ同じで簡単ですね
在来線の券売機であっても、「入場券」という項目があるので、それを選ぶだけでOKです。
入場券の制約や規制など、ルールについて
手軽に駅改札内に入れる入場券ですが、そこには規制やルールがあります。
有効期限は入場券発行から2時間以内
入場券の有効期限は2時間と決められています。
2時間以上滞在した場合は、2時間ごとに料金が必要になります。
ただ改札を通した時間から2時間ではなく、入場券を発行した時間から2時間であることに注意が必要です。
▼この写真だと12:54に発行しているので14:54までが有効ということです。
上記画像は改札の中に入場する前に撮影した写真ですが、すでに時刻が印字されているので、入場券を発行した時刻から2時間というのが分かりますね。
ICカードでは入場不可
関西で言えばICOCAやPiTaPa、関東ではSUICAなどのICカードがJRでは利用可能ですね。
でも、入場券としては利用することは出来ません。
入場券を購入した場合は、1枚で2時間の時間猶予が付くわけですが、もしその時間を越えているのに同じ入場券で改札を出ようとしても通過できなくなります。
120円区間の切符を買ってるのに、150円区間の駅で降りようとしたら改札が通れないとの同じ仕組みです。
その場合は、駅側もその超過時間分だけ都度支払いを求めれば済みますね。
ICカードも同じような仕組みが作られていれば良いのですが、時間ごとに料金が加算されるという仕組みが作られていないわけです。
在来線の改札であれば、ICカードをピッとかざせば通れてしまいますが、これは「どこかの駅に向けて乗車する」ということで通過出来ています。
例えば、新大阪駅でICカードをピッとかざして入場したとして、電車に乗ることなくいざ出ようとICカードをかざしたとしても通過できないというわけです。
もしそれを行った場合、結局は滞在時間分の入場券の料金の支払いを求められることになります。
新幹線改札内と在来線改札内は行き来自由

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新幹線も在来線も「新大阪駅」には変わりありません。
なので、仮に新幹線改札を通って入場したとしても、乗換改札を通れば在来線側に行くことは可能ですし、また新幹線側に戻ってくることも可能です。
乗換改札とは、上記構内図で見ると赤枠で囲ったところです。
黄色で囲ったところが新幹線改札内、緑色で囲っているところが在来線の改札内です。
このように、乗車券であれば新幹線改札内と在来線改札内の行き来が自由になっています。
もちろん出口改札を出てしまうといけません。
入場券で入場後、そのまま電車に乗ることはNG
改札内に入場した時は特に電車に乗るつもりはなかったのに、ちょっと電車で移動しよう!となった時にいけるのか。
持っているのは入場券だけで、目的地の駅まで行って降りた場合、結果的には乗り越し精算と同じように乗車運賃を払えば済むとは思いますが…
そもそも入場券で電車に乗ることは禁止されています。
結果的には乗車運賃を支払うことで済みますが、本来のルールとしては、「一度入場券で改札を出て、その後再度目的地までの切符を買って改札を通る」となります。
入場券で120円分のお買い物チケットをもらう方法
無事に入場券で入場した場合、その入場券を持参することで120円分のお買い物チケットをもらえる場所があります。
その場所がどこかと言うと、JR新大阪駅在来線改札内にあるブックスタジオです。
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ブックスタジオは本屋さんなので、そこのレジカウンターに持っていくとお買物券がもらえます。
▼お買い物券はこちら
利用出来る条件など
お買い物券を利用する際の条件ですが、
- エキマルシェ内で利用可能
- 発行日の当日限り有効
- 500円(税込)以上で1枚利用可能
となっていますので、在来線改札内の飲食店やお土産屋さんで500円以上を買う時に利用出来るということですね。
新大阪駅の入場券について / まとめ
新大阪駅の改札内に入る際に必要な入場券についてまとめてみました。
簡単にまとめると、
- 券売機で入場券は買える
- 入場券発行から2時間が有効期限
- 新幹線改札内と在来線改札内の行き来は何度でも自由
- ブックスタジオに入場券を持っていけば、120円分のお買い物券がもらえる
といったところです。
お買い物券までもらっておけば、入場券として支払った分は実質無料になるわけなので、もし新大阪駅の入場券を購入する場合にはぜひご活用ください。
質問しても宜しいでしょうか?
JRを乗ってきてそのまま新幹線ホームに上ることは出来るのでしょうか?
一旦出てから入場券を購入しないといけないのでしょうか?もしそのまま上れるのでしたら方法を教えてください。
キンタさんこんにちは。
JR在来線でそのまま新大阪駅に到着した場合、外への改札は出ずに新幹線乗り換え改札口まで行けば、そこで新幹線改札内への入場券が購入できますよ!
出てからでも行けますが、そのまま乗換改札まで向かった方がスムーズだと思いますので、参考までにしてください。
入場券分が返ってくるとは知りませんでした!いい情報をありがとうございます。
すみません、私も質問させて下さい。
JR在来線にPiTaPaで乗り、新大阪に着いた場合です。新幹線構内への入場券はどこで買えばよいでしょうか?やはり在来線改札を一度外へ出ないといけませんか?
コメントに気付かずすみません。
ご質問についてですが、在来線と新幹線はつながってるので、在来線の新大阪駅からエスカレーターで上にあがりそのまま新幹線改札前まで行けば、横の券売機で入場券を購入できますよ!
コメントありがとうございます。