新大阪駅の改札の中に入り、ホームまで行って、お見送りやお出迎えをしたいという人は多いと思いますが、電車に乗るわけじゃなく駅の改札内に入場したいだけという場合でも、入場券が必要になります。
新大阪駅の入場券は1枚130円(子ども(小学生以上)60円)。
ここでは、新大阪駅での入場券の買い方やそのルールについてご紹介します。
また、改札内に入場するために買った入場券が、130円分のお買い物券になったらラッキーですよね。
どこでも使える券ではありませんし条件も多少ありますが、新大阪駅では入場券として払った料金である130円分のお買物券をゲットする方法がありますので、あわせてご紹介したいと思います。
新幹線改札内だけじゃなく、在来線の改札内にも飲食店やお土産ブースなど、楽しめるところはたくさんあるので、ぜひうまくご活用ください。
新大阪駅の入場券の買い方
入場券は、駅改札付近にある券売機で買うことが可能です。新幹線改札でも在来線改札のどちらの券売機でも大丈夫です。
特に入場券売場や専用券売機が設けられているわけではありません。
券売機には「入場券」というボタンがあるので、それを押すだけです。
在来線改札横の券売機で買ってみました
今回は在来線改札の隣にある券売機で入場券を購入してみました。
▼券売機の画面に「きっぷを買う・入場券を買う」という表示があるので、それを押します。
▼右上に表示される「入場券」を押します。
あとは画面の表示に従って、お金を払えば入場券が購入できます。
新幹線改札の券売機であっても、「入場券」という項目があるので、それを選ぶだけでOKです。
入場券の制約や規制など、ルールについて
手軽に駅改札内に入れる入場券ですが、そこには規制やルールがあります。
有効期限は入場券発行から2時間以内
入場券の有効期限は2時間と決められています。
2時間以上滞在した場合は、2時間ごとに料金が必要になります。
ただ改札を通した時間から2時間ではなく、入場券を発行した時間から2時間であることに注意が必要です。
▼この写真だと14:03に発行しているので16:03までが有効ということです。
上記画像は改札の中に入場する前に撮影した写真ですが、すでに時刻が印字されているので、入場券を発行した時刻から2時間というのが分かりますね。
ICカードでは入場不可
関西で言えばICOCAやPiTaPa、関東ではSUICAなどのICカードがJRでは利用可能ですね。
でも、入場券としての利用は出来ません。
JR東日本では、2021年3月頃からICカードでも入場券として利用できるサービスが始まっていますが、記事執筆時点の2022年8月現在では、JR西日本では利用できません。
在来線の改札であれば、ICカードをピッとかざせば通ることはできてしまいますが、これは「どこかの駅に向けて乗車する」ということで通過出来ています。
もし新大阪駅の改札でICカードをピッとかざして入場し、電車に乗ることなくそのまま改札を通ろうとしても出られません。
結局は滞在時間分の入場券の料金の支払いを求められることになります。
新幹線改札内と在来線改札内は行き来自由
▲クリックで拡大します▲
上記の画像は新大阪駅3Fの構内図ですが、赤い★のところが新幹線と在来線の乗換改札口です。
新幹線も在来線も「新大阪駅」には変わりありませんので、どちらの改札から入ろうが、新幹線改札内と在来線改札内は何度でも行き来できるようになっています。
もちろん出口改札を出てしまうといけません。
入場券で入場後、そのまま電車に乗ることはNG
改札内に入場した時は特に電車に乗るつもりはなかったのに、ちょっと電車で移動しよう!となった時にいけるのか。
持っているのは入場券だけで、目的地の駅まで行って降りた場合、結果的には乗り越し精算と同じように乗車運賃を払えば済むとは思いますが…
そもそも入場券で電車に乗ることは禁止されています。
結果的には乗車運賃を支払うことで済みますが、本来のルールとしては、「一度入場券で改札を出て、その後再度目的地までの切符を買って改札を通る」となります。
入場券で130円分のお買い物チケットをもらう方法
無事に入場券で入場した場合、その入場券を持参することで130円分のお買い物チケットをもらえる場所があります。
その場所がどこかと言うと、在来線改札内にあるbook studio(ブックスタジオ)です。
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ブックスタジオは本屋さんなので、そこのレジカウンターに持っていくとお買物券がもらえます。
▼お買い物券はこちら
利用出来る条件など
お買い物券を利用する際の条件ですが、
- エキマルシェ新大阪内のみ利用可能(改札外のソトエは不可)
- 発行日の当日限り有効
- 500円(税込)のお買い上げ毎に1枚利用可能
となっていますので、在来線改札内の飲食店やお土産屋さんで500円以上を買う時に利用出来るということですね。
新大阪駅の入場券について|まとめ
新大阪駅の改札内に入る際に必要な入場券についてまとめてみました。
簡単にまとめると、
- 券売機で入場券は買える
- 入場券発行から2時間が有効期限
- 新幹線改札内と在来線改札内の行き来は何度でも自由
- ブックスタジオに入場券を持っていけば、130円分のお買い物券がもらえる
といったところです。
お買い物券までもらっておけば、入場券として支払った分は実質無料になるわけなので、もし新大阪駅の入場券を購入する場合にはぜひご活用ください。
この記事へのコメント
コメント一覧 (4件)
質問しても宜しいでしょうか?
JRを乗ってきてそのまま新幹線ホームに上ることは出来るのでしょうか?
一旦出てから入場券を購入しないといけないのでしょうか?もしそのまま上れるのでしたら方法を教えてください。
キンタさんこんにちは。
JR在来線でそのまま新大阪駅に到着した場合、外への改札は出ずに新幹線乗り換え改札口まで行けば、そこで新幹線改札内への入場券が購入できますよ!
出てからでも行けますが、そのまま乗換改札まで向かった方がスムーズだと思いますので、参考までにしてください。
入場券分が返ってくるとは知りませんでした!いい情報をありがとうございます。
すみません、私も質問させて下さい。
JR在来線にPiTaPaで乗り、新大阪に着いた場合です。新幹線構内への入場券はどこで買えばよいでしょうか?やはり在来線改札を一度外へ出ないといけませんか?
コメントに気付かずすみません。
ご質問についてですが、在来線と新幹線はつながってるので、在来線の新大阪駅からエスカレーターで上にあがりそのまま新幹線改札前まで行けば、横の券売機で入場券を購入できますよ!
コメントありがとうございます。